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オフィスに観葉植物を置く4つの効果と失敗しない選び方を徹底解説

オフィスへの観葉植物の設置に興味はあるけれど、「種類が多すぎて選べない」「手間がかかるのは面倒…」などと、お悩みの方もいるのではないでしょうか。

オフィスに観葉植物を置くことで、リラックス効果や目の疲労感の軽減に繋がります。当記事では、オフィスにおすすめの7つの観葉植物やレイアウト、設置方法を解説します。

目次

オフィス用のグリーンは2種類ある

オフィスに設置する観葉植物(グリーン)には、本物の植物とフェイクグリーンの2種類があります。それぞれの特徴を解説します。

本物の植木

鉢に植えられた、生きた本物の植物を指します。日々の成長や植物の香りを感じられるのは、本物の植木ならではの魅力です。

もちろん、水やりや剪定(せんてい)、掃除や害虫駆除などのお手入れは欠かせません。コストはかかりますが、定期的にメンテナンスや植物の交換をしてくれる、専門業者のレンタルサービスを利用するのもよいでしょう。

フェイクグリーン

フェイクグリーンとは、本物そっくりに作られた人工の観葉植物を指します。メンテナンスはほこりを払う程度で済むため、コストと手間を抑え、手軽に緑を楽しめます。

生きた植物ではないため成長や変化は見られませんが、消臭・抗菌作用のある光触媒加工のもの、SDGsに配慮されたものなど、種類も豊富です。

また、最近では本物と見分けがつかないほど精巧に作られたフェイクグリーンも多く存在します。

グリーンがもたらす4つの効果について

オフィスにグリーンを置くことで、様々なよい効果があると言われます。ここでは、主な4つの効果をまとめました。

  • リラックス効果
  • 視覚の疲労感軽減
  • ブランドイメージの向上
  • 空気の清浄効果(本物の植木のみ)

リラックス効果

多くの植物が持つ緑色には、リラックス効果があります。副交感神経に働きかけることで緊張の緩和やストレス軽減に繋がり、気持ちを穏やかにします。

ふとした際にグリーンをみると自然と息抜きができ、リラックスした状態で業務に取り組めるでしょう。コミュニケーションの活性化や従業員のメンタルヘルス向上へ結びつき、会社全体によい影響をもたらします。

視覚の疲労感軽減

グリーンは、眼精疲労の緩和にも効果的です。緑色は目に優しく、視覚的な負担が少ないとされています。長時間のデスクワークで酷使した、現代人の目を労わる役割を果たします。

さらに、人は五感の中でも視覚からの情報が8割と言われており、グリーンが視界に入ることで、安心感やリフレッシュ効果も期待できるでしょう。

ブランドイメージの向上

オフィス内にグリーンを置くことで雰囲気が明るくなり、ブランドイメージの向上が見込めます。緑色には緊張をほぐす効果があるため、受付など来訪者から見える場所や、社内外の方とのミーティングルームにも設置するとよいでしょう。オフィスの環境整備に取り組んでいる企業として、社外へのアピールにも繋がります。

空気の清浄効果(本物の植木のみ)

植物には、空気を清浄化する効果があります。光合成を通じ、二酸化炭素を吸収して酸素と水分を放出するため、オフィスの空気を綺麗に保ってくれるのです。また、空気中の有害な化学物質を除去する植物もあります。

グリーンによって清らかな空気を維持することで、従業員の健康面にもよい効果をもたらすでしょう。

仕事運もアップ!おすすめのおしゃれなグリーン7選

ここでは、オフィスに置くおすすめのグリーンを7つ紹介します。初心者にも手入れがしやすく、風水的にもオフィスにぴったりなものを厳選しました。ぜひ、グリーン選びの参考にしてください。

ドラセナ・コンシンネ:悪い空気を払う

見た目・幹や葉がまっすぐ、上向きに伸びる
・葉先が尖っていてシャープな印象
・幹が柔らかいため、成長に応じて曲げて楽しめる
生育環境・直射日光を避けた、日当たりのよい明るい窓際
・耐暑性あり
・乾燥に強い
・耐寒性は無いため、10℃以上の屋内
水やり・土の表面が乾燥したら、たっぷり水をあげる
特徴・花言葉は「真実」
・別名「幸福の木」
・邪気払い、金運・幸運・仕事運アップに効果があると言われる

ドラセナ・コンシンネは、下へと鋭い葉がまっすぐ伸びているスタイリッシュな見た目の植物です。特に仕事運が向上する植物と言われており、鋭い尖った葉が悪い気を追い払い、よい気を取り込む効果があります。存在感のある見た目なので、広い場所や玄関に設置すると、見た目が華やかになるでしょう。

パキラ:快活・勝利を手にする

見た目・手のひらのような、丸みのある面長な葉
・ねじり(三つ編み)や一本立ちなど幹の種類も様々
生育環境・直射日光を避けた、日当たりのよい明るい窓際
・耐陰性あり
・耐寒性は無いため、10℃以上の屋内
水やり・土の表面が乾燥したら、たっぷり水をあげる
特徴・花言葉は「快活」「勝利を手にする」
・別名「発財樹」
・恋愛運・健康運・特に金運アップに効果があると言われる

パキラは、5枚ひと組で丸みのあるみずみずしい葉をしています。害虫や乾燥に強く、枯れにくいため、初心者にも育てやすい植物です。生命力が高く、鉢植えでも50年ほどは楽しめます。風水では特に金運アップ、健康運アップに効果があると言われ、縁起のよい植物として人気があります。

アレカヤシ:元気・勝利を手にする

見た目・細くて軽やかな葉
・葉は四方八方に大きく広がる
・南国やリゾート地を感じられる
生育環境・直射日光を避けた、日当たりのよい明るい窓際
・耐陰性なし
・耐寒性は無いため、10℃以上の屋内
水やり・土の表面が乾燥したら、たっぷり水をあげる
特徴・花言葉は、「元気」「勝利」
・イギリスでは「チョウのヤシ」「黄色のヤシ」と呼ばれる
・やる気・出会い運アップ、リラックス効果があると言われる

アレカヤシは、シャープな葉としなやかな幹が特徴で、インテリア性の高い植物です。背丈は数メートルにもなることが多く、存在感があります。大きく揺れる葉には前向きなエネルギーを感じられ、見る人を元気づけてくれるでしょう。暑さに強く、葉が落ちにくい性質です。

カポック:金運や対人関係アップ

見た目・やや厚く、ぽってりと丸みのある葉
・優しく、あたたかみを感じられる
・葉は横に広がり、幹は上にまっすぐ伸びていく
生育環境・直射日光を避けた、明るい場所
・耐陰性あり
・乾燥に強い
・耐寒性は無いため、10℃以上の屋内
水やり・土の表面が乾燥したら、たっぷり水をあげる
特徴・花言葉は「真面目」「実直」
・金運・癒し・対人関係運アップに効果があると言われる

カポックは、可愛らしい手のひらのような丸い葉を複数付け、比較的成長の早い植物です。盆栽仕立てのミニサイズから大型サイズまで種類が豊富なため、オフィスの様々な場所で楽しめます。日陰でも枯れにくく、育てやすい点も魅力です。

ザミオクルカス:輝く未来をイメージさせる

見た目・厚く、光沢のある多肉性の葉
・つやのある新芽が複数枚、一斉に開く
生育環境・直射日光を避けた、明るい場所
・耐陰性、耐暑性あり
・耐寒性はあまりないため、5℃以上の屋内
水やり・土の表面が乾燥したら、たっぷり水をあげる
特徴・花言葉は「輝く未来」
・中国では葉の形が小判を連想させるとして、「金銭樹」と呼ばれる
・金運アップに効果があると言われる

ザミオクルカスは、10枚程度の葉がつぼみのように閉じたまま伸び、一斉に開きます。幹がなく、枝が地面から立ち上がる姿には、生命力の高さや勢い、未来に向かう強さを感じます。乾燥に強いため、水やりの頻度は少なくて構いません。シンプルな見た目で、人気が高まっている植物です。

ストレリチア・レギネ:すべてを手に入れる

見た目・シャープな葉を多めにつける
・花の形がパプアニューギニアに生息する極楽鳥に似ている
・かっこよく、スタイリッシュな印象
生育環境・明るい場所
・耐暑性、耐陰性あり
・耐寒性は無いため、10℃以上の屋内
水やり・土の表面が乾燥したら、たっぷり水をあげる
特徴・花言葉は「輝かしい未来」「寛容」「すべてを手に入れる」
・花の形から「極楽鳥花」「バードオブパラダイス」とも呼ばれる
・後援運、金運アップに効果があると言われている

ストレリチア・レギネは、根が太くどっしりした植物で迫力があります。春~秋にかけては直射日光を当てると強く育つため、エントランスやベランダなどへの設置がおすすめです。青々とした葉はまっすぐに伸び、オレンジ色の鮮やかな花を咲かせます。見る人を明るい気持ちにしてくれるでしょう。

ココヤシ:勝利や成功をイメージさせる

見た目・丸い実から根と葉を伸ばす
・一気に南国ムードを演出でき、明るさや暖かさを感じられる
・開いた葉は、手のひらのような形
生育環境・直射日光を避けた、明るい場所
・耐暑性あり
・耐陰性無し
・耐寒性は無いため、10℃以上の屋内
水やり・土の表面が乾燥したら、たっぷり水をあげる
特徴・花言葉は「成功」「勝利」「固い決意」
・仕事運・健康運アップに効果があると言われる
・絵を飾るだけでも効果があるほど、風水パワーが強い

ココヤシは他のヤシと比べて成長が遅く、大きくならないのが特徴です。限られたスペースでも育てやすいため、人気の植物です。ユニークでチャーミングな見た目に、誰もが癒されることでしょう。風水パワーがとても強いとされ、仕事運アップ、成功、勝利をもたらします。

オフィスの観葉植物・グリーン5つの選び方について

ここまで、グリーンを置くことで生まれる効果と、おすすめのグリーンを紹介しました。

設置後に後悔しないためにも、導入時に気をつけるべきポイントを5つ解説します。

  • 棘のある植物は置かない
  • 自社に合ったサイズや種類を選ぶ
  • オフィスの環境条件に合った植物を選ぶ
  • 水やりなど世話の手間がかからない植物を選ぶ
  • 葉が落ちにくい種類を選ぶ

棘のある植物は置かない

棘のある植物は避けたほうがよいでしょう。手入れをする際や誤って植物に接触した際などに怪我するリスクがあります。特に多くの人が行き交う場所では、思わぬトラブルにつながる可能性もあります。

オフィスには、誰もが安心・安全に過ごせる環境が求められるため、棘のない安全な植物を選定しましょう。

自社に合ったサイズや種類を選ぶ

自社のスペースに合ったサイズ、種類のグリーンを選ぶことも大切です。大きすぎる植物は、通行の妨げになったり、圧迫感を与えたりする可能性があります。本物の植物を取り入れる場合は、成長を見越して設置スペースを確保してください。

自社の目指したいオフィスのイメージを膨らませ、より適切なグリーンを選びましょう。

オフィスの環境条件に合った植物を選ぶ

オフィスの環境条件を把握し、育てやすい植物を選びましょう。日当たり、温度、湿度などの条件に適したグリーンを設置することが大切です。例えば、日陰でも育つ観葉植物や、乾燥に強い種類を選ぶことで、手入れの手間をかけずに健康的な状態を保ちやすくなります。

水やりなど世話の手間がかからない植物を選ぶ

メンテナンスのしやすさを考慮し、手間がかからない植物を選ぶことも重要です。世話の負担が大きすぎると通常業務に支障をきたす可能性があります。水やりの頻度が少ない植物や、フェイクグリーンを選ぶのも一案です。

葉が落ちにくい種類を選ぶ

オフィスへ植物を導入する場合は、葉が落ちにくいグリーンを選ぶとよいでしょう。床に落ちた枯葉は、見た目を損なうだけでなく、衛生面にも問題が生じる可能性があります。また、日々掃除の手間も増えてしまうため、メンテナンスの負担が軽減される、落ち葉の少ない葉を選びましょう。

オフィスグリーンのレイアウト方法について

オフィスをより素敵な空間にするための、おすすめのレイアウト方法を見ていきます。実際に導入する際の参考にしてください。

テーブルにさりげなく設置して彩りを加える

テーブルの上にさりげなく設置し、空間を彩ります。小さなグリーンでも、視界に入ってきやすいレイアウトです。個人のデスクはもちろん、会議室や共有スペースなどのテーブルの上に置くとよいでしょう。

壁面にグリーンをプラス

壁の一面をグリーンで覆うことで、まるでアートのようなデザインのオフィスになります。1種類のみでなく、様々な種類の植物を組み合わせると、より自然な仕上がりになります。

メンテナンスや生育環境を考慮し、本物の植物ではなくフェイクグリーンがおすすめです。

間仕切りにパーテーショングリーンをプラス

間仕切りをパネルやドアでなく、グリーンに置き換えたり、グリーンを差し込んだりするレイアウトがおすすめです。オフィス内の無機質さが軽減され、開放的で明るい印象を与えます。最近では、フェイクグリーンが組み込まれたパーテーションの家具もあるため、取り入れてみるのもおすすめです。

広い空間に大型の鉢植えをプラス

広い空間に堂々とした大型の鉢植えを設置する方法です。背丈が高く、存在感のあるグリーンが空間を華やかに演出します。床に置くスタンダードな手法で、手入れも簡単です。

ハンキングプランツとして室内空間に自然な緑を取り入れる

天井や窓際に吊るして飾る、ハンキングプランツと言われる方法があります。この方法は、限られたスペースを有効活用しながら、自然な緑を取り入れられるでしょう。また、ハンギングプランツは視線を上に誘導することで空間に奥行きや開放感を生む効果もあります。

選ぶ植物は、軽量で耐久性が高く、落葉が少ない種類を選ぶことで管理がしやすくなります。多くの人がグリーンを感じられるよう、人が集まる場所への設置がおすすめです。

おすすめの設置場所について

オフィス内でのおすすめの設置場所と、それぞれが与える効果を解説します。

個人のデスク:集中力や生産性が向上する

グリーンを個人のデスクに設置するのがおすすめです。パソコンの周辺に置くことで眼精疲労の軽減、適度に周りの視線を遮る効果もあり、業務への集中力アップに繋がります。

個々の従業員のパフォーマンスが高まることで、会社全体の生産性もアップするでしょう。

エントランスや受付:企業がイメージアップする

社員や来訪者が必ず通るエントランスや受付に設置します。実際に設置されているところを見たことがある方も、多いのではないでしょうか。

オフィスの入り口にグリーンを置くことで、明るくフレッシュな雰囲気となり、企業のイメージアップに繋がるでしょう。

待合室やロビー:来客に心地よい安らぎを与える

待合室やロビーは、特に来訪者に心地よい安らぎを感じてもらいたいエリアです。待合室やロビーに配置された植物は、癒し効果を与え、待ち時間をリラックスして過ごしてもらうことで、よりよい印象付けに繋がります。

快適で温かみのある空間づくりをすることで、訪問者に好印象を与え、信頼感や親しみやすさを高めることが期待できるでしょう。

会議室:会議中の緊張感を和らげる

様々な方とのコミュニケーションの場となる会議室に、グリーンを置くこともおすすめです。緑色には緊張を和らげ、心を落ち着ける効果があります。全員がリラックスして会議に臨むことで、活発な意見交換やアイデア出しが期待できます。

リラックススペース:長時間の作業後の疲労回復に効果あり

リラックススペースにグリーンを設置し、社員がホッと一息付ける場所を作りましょう。グリーンには、疲労回復の効果があります。

例えば床に人工芝を敷くことで、靴を脱いで足裏で感じられる刺激は脳の活性化・リラックス効果を生み出します。

業務の合間や長時間の作業後に、社員がふと立ち寄りたくなるリラックススペースがあると、仕事にメリハリが出て、生産性向上に繋がるしょう。 

自社の空間にグリーンを取り入れて企業イメージをアップさせよう

オフィスにグリーンを取り入れることで、リラックス効果や目の疲労感が軽減されます。オフィスに導入する際に失敗しないために、5つの選び方に注意してください。

  • 棘のある植物は置かない
  • 自社に合ったサイズや種類を選ぶ
  • オフィスの環境条件に合った植物を選ぶ
  • 水やりなどの世話の手間がかからない植物を選ぶ
  • 葉が落ちにくい種類を選ぶ

導入する際は、メンテナンスやコスト面も考慮し、自社の環境やニーズに合ったグリーンを取り入れ、社内外からのイメージアップを図りましょう。

オフィス移転を検討中の方は、オフィス環境にグリーンを取り入れることで、新オフィスの空間をより快適にしていきましょう。移転計画には多くの要素を考慮する必要がありますが、すべてをスムーズに進めるためには、しっかりとした準備が欠かせません。

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移転Biz編集室

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こんにちは、移転Biz編集室です! オフィス移転の際に役立つ情報をお届けします。

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